ジャズボイラーズの小林さんから連絡があって、なにかなあ~と思ったら、「New Orleans Jamboree」がCD化された件についてのお問い合わせメールでした。ん、なんでボクに……?と思ったら、野良青年団のサイトに書いたコラムを見たとのこと……。

そういえば、そんな記事も書いたなあ……と記憶を辿ること数分。
「Rare Cuts – Well Done Vol. 3」の前半に「New Orleans Jamboree」の録音が含まれていたことを思い出し、メールを返信したのですが、「New Orleans Jambolee」のメンバーでの演奏、ボクも大好きだったんですよね。家に帰って改めて聴いてみたんですが、このバンドの演奏は神がかってます。「Tiger Rag」とか、なにかが憑いてるようにしか思えません……。

編成は、以下の通り。

  • Paul Barbarin (drums)
  • Willie Humphrey (clarinet)
  • John Brunious (trumpet)
  • Bobby Thomas (trombone)
  • Lester Santiago (piano)
  • Danny Barker (banjo)

ちなみに、これにベースにRicard Alexisを加えた編成でCDで2枚、ベースにMilt Hintonを加えた編成でレコードが1枚出ているので、こちらも合わせてお勧めです。

下記のリンクを参照。
Rare Cuts – Well Done Vol. 3
The Oxford Series Vol.15
The Oxford Series, Vol. 16

レコードの方は、AtlanticレーベルのものでMosaicから箱セットで出ていた「The Atlantic New Orleans Jazz Sessions」に入っていたんですが、こちらは廃盤のようですね。

さらに蛇足ですが、この編成での本当の意味での幻の録音は、Atlanticレーベルで録音されたもののCDにもレコードにもならずに、お蔵入りしてしまったのが、1955年1月17日の「Honkey Tonk Town」と「Bill Bailey」で、この2曲は私も聴いたことありません。

他にこの編成での録音を聴いたことがある人は、是非、コメントをください。ニューオリンズのリバイバルジャズのマニアにはものすごい人がいるので、実は、なにか情報がもらえないか期待してたりします(笑)